2023年1月26日放送
TeNYテレビ新潟「新潟一番」より
———————————————————
いま、まちの公衆浴場・銭湯が岐路に立たされています。燃料費の高騰が経営を圧迫….。
県内では1月から入浴料を3年ぶりに値上げしました。入浴客が減っている中での苦渋の決断。
厳しい現状に直面しながら経営を続ける銭湯の年末年始を取材しました。
———————————————————
TeNYテレビ新潟のニュース公式チャンネルです。
新潟県の最新ニュースや気になる話題、天気や新型コロナウイルスの最新情報をお届けします。
地震や災害などの緊急時にはライブ配信も行う予定です。
新潟の”今”を知りたい方は、ぜひチャンネル登録よろしくお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC_0tfCjB-pPNR8r9G9G1fTA?sub_confirmation=1
■TeNY公式HP
https://www.teny.co.jp/
■TeNY公式SNS
Twitter:https://twitter.com/TeNYnews
https://twitter.com/TeNY4ch
Facebook:https://www.facebook.com/TeNY4ch
LINE:https://lin.ee/xIatEgs
#新潟 #ニュース #新潟一番
#テレビ新潟 #TeNY #コロナ #天気 #銭湯 #年末年始 #値上げ #特集
銭湯の現状と未来:地域社会に根付く文化
日本の伝統的な銭湯は、どこか懐かしく、庶民のオアシスとしての役割を果たしてきました。しかし、近年の経済的な変化や社会的な影響を受け、銭湯業界は深刻な状況に直面しています。本記事では、新潟県にある「金の湯」を例に挙げ、銭湯の現状やその未来について考察します。
燃料費の高騰と経営の厳しさ
2023年、金の湯の店主である金子ヨシオさんは、燃料費の高騰が経営を圧迫していると語ります。銭湯業界は、長年薪を利用してきましたが、資源の入手困難や体力的な制約から数年前にガスに切り替えました。それでも、毎年冬の燃料使用量が増加し、経済的な負担は増す一方です。特にこの冬は、経営が非常に厳しい状況にあります。
最近、新潟県内の銭湯においては、大人の入浴料金が約3年ぶりに値上げされ、現在480円となっています。しかし、この入浴料だけでは経営が成り立たないため、自治体からの補助金が必要不可欠な状況です。このように、銭湯は苦境に立たされていますが、同時に地域住民にとって必要不可欠な存在であることも事実です。
銭湯の減少と社会的変化
新潟県では、1943年には483軒あった銭湯も、現在ではたった16軒にまで減少しました。家庭に内風呂が普及した影響や、新型コロナウイルスによる客足の減少が大きな要因となっています。また、銭湯に通う常連客の高齢化も進んでおり、今後も若い世代を引き寄せることが難しい状況です。
平均年齢が75.8歳という新潟市内の銭湯経営者の中で、後継者がいると答えたのはわずか1軒のみであり、多くの銭湯が廃業の危機に直面しています。このように、高齢化の影響は銭湯の運営にも深刻な影響を及ぼしているのです。
新たな顧客獲得の挑戦
金の湯は、普段から通っている常連客の支えを受けながらも、新たな顧客をどのように獲得していくかが大きな課題です。アメリカから訪れたという新しい顧客がいる一方で、常連客の高齢化が進んでおり、このギャップを埋めることは容易ではありません。銭湯文化を次世代に繋げていくためには、地域住民の協力や、新しいサービスの提供が求められます。
金の湯は、お正月の特別営業など、地域のイベントに積極的に参加し、コミュニティとのつながりを強化する努力を続けています。こうした地域との結びつきは、銭湯の存続において非常に重要です。
未来への希望
日本の入浴文化は、単なる身体の清潔を保つ手段ではなく、地域社会のつながりを育む場所でもあります。金子さんは、日々の労働を支えてくれる常連たちとの会話や交流に力をもらっています。銭湯が持つ「人と人が繋がる場所」としての役割は、今後ますます重要になることでしょう。
持続可能な銭湯の未来を考える中で、地域の人々が集まり、リラックスできる空間を提供することが求められています。文化的遺産としての銭湯を守るためには、地域住民がその価値を再認識し、積極的に支える姿勢が必要です。
更なる情報については、文化の保護や地域振興に関するさまざまな施策を学ぶために、厚生労働省の情報ページや、地域社会に関する研究を参照することをお勧めします。銭湯が抱える現在の課題を乗り越え、新しい時代に向けて進化していくことが期待されます。


Comments